<特集>PACS製品の現況

島津製作所 SimRAD ArcForce & ViewForce の紹介

(株)島津製作所

東京支社

医用マーケテッング部(医療情報グループ)

唐沢 雄二 先生

 

 

 

医用画像保存装置 SimRAD ArcForce

    特長

 

n       DICOM準拠の画像サーバです

各種医用画像をDICOM規格に則り一元的に管理します。

 

n       豊富なオプション群により、システムの拡張が可能です

内蔵RAID DISKのみの最小構成から、大容量DVDチェンジャ付まで、以下のオプション群の追加により、ニーズに応じたサーバ構成可能です。

Ø         DVDドライブ、チェンジャの追加により画像のメディア保存

Ø         参照画像のWEB閲覧機能(WEB 画像ビューア)

Ø         WEBベースでのレポート作成・参照機能

これらの機能を一つのサーバで実現できるオールインワン型です。

 

n       高速画像通信(検索・取得)を実現します

SimRAD ViewForceから専用通信プロトコルにより、画像の高速検索,表示が可能です。

他社DICOMビューアとの間ではDICOM通信により画像転送を行います。

 

    各機能紹介

2.1 原画像保存のDICOM画像サーバ

n        医用画像通信規格として世界的に認められているDICOM 3.0 規格に準拠しています

マルチベンダ、マルチモダリティでのシステム構築が可能です。

n         可逆圧縮画像を、RAID DISKDVDオートチェンジャに保存します。

n         通常のDICOM Query/Retrieve 以外に、SimRADビューアに対しては専用プロトコルによる高速通信で、過去画像の高速検索・表示を可能とします

 

2.2 参照画像配信用のWEBサーバ 《オプション

WEB上で臨床的に十分な画像参照機能を提供します

 

以下の機能を有しています。

n          マウス/ドラッグによりWindow width / levelの変更

n          画像の分割数も任意に変更可能(最大4×4分割)

n          拡大・縮小、上下・左右反転機能、ネガポジ反転

n          距離・角度計測、矩形・円形の面積計測、ROI解析

n          同一シリーズ内画像のシネ表示

n          最大4検査の画像を同時表示

n          任意画像のJpeg8bit)変換出力

 

 

 

 

 

 

 

 


2.3 所見レポートを蓄積管理するレポート・サーバ 《オプション

参照画像付きのレポートがWEB上で作成・閲覧できます

n         SimRAD ViewForceと連携し、WEB上で簡単に所見レポートを作成できます。

Ø         レポート・リストの選択によりSimRADビューア上の画像が自動的に切り換ります

Ø         キー画像はSimRAD ViewForce、所見レポート作成画面上双方で選択可能です

n         作成されたレポートは、WEB上で簡単に閲覧できます。

Ø         所見レポートはキー画像とともに閲覧でき、所定のフォーマットに印刷することができます

Ø         キーワード,所見・診断文の中より任意の文字列を検索することができます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医用画像観察装置 SimRAD ViewForce

 

    特長

n       シャウカステンに匹敵する画質です

高輝度モニタによりX線画像の微妙な陰影を表示します。

高精細300万画素により精密に画像を表示できます。

 

n       優れた読影環境を提供します

2モニタ構成により比較読影を簡単に行えます。

一覧性に優れた多分割表示から、詳細観察のための1枚表示にワンタッチで切り替え可能です。

 

n       直感的で簡単な操作です

メニューバーのカスタマイズにより、使用頻度の高い機能を選択しやすく設定出来ます。

バックグラウンド検索により、同一患者関連検査が自動的に表示されるため、画像比較が容易です。

 

n         DICOM準拠の画像ビューアです

    機能紹介

2.1 高性能モノクロ液晶モニタを搭載

 

 

 

 

 

 

高性能モノクロ液晶モニタ搭載

 
 

 


n        シャウカステンに匹敵する画質です

高輝度モニタによりX線画像の微妙な陰影を表示します。

高精細300万画素により精密に画像を表示できます。

 

 

n        300万画素(1536×2048pixel)モニタ

DRCR/FPなど,マトリクスサイズの大きな画像に最適です。

n        省スペース

液晶パネル部の厚みは80mm,スタンドを含めても、150mm以内に収まるサイズ(スタンド台座部で250mm)です。

n        省ランニングコスト

消費電力は、CRT1/2以下,維持費用も約1/3に押さえられます。

輝度劣化はバックライト交換で解消,従来のようなCRT交換は不要です。

 

2.2 優れた読影環境を提供

n         一覧表示と詳細表示をワンタッチで切り替え

2モニタに連続して画像が並んだ一覧表示から、関心画像をクリックするだけで詳細観察に適した1枚表示に瞬時に切り替えられます。

 

 

 

 

 

 

 

n        使いやすいメニューバー表示

ボタンの大きさ変更、文字寸法の選択、使用頻度の高い機能のメニューバーへの組込みにより、スムーズに操作出来ます

 

カスタマイズできるメニューバー

 

 

 

 

n        優れたデータベース管理機能

データベース化された同一患者の関連検査が自動的に表示され、比較読影に便利です。

 

優れたデータベース管理機能